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社会

当社は、社員一人ひとりの幸福度向上を重視する「ウェルビーイング経営」に、いち早く着手してきました。社員の幸福度を高めるためには、社員を支えるご家族や取引先、地域社会など、関わるすべての人々がしあわせであること、そして社会全体がより良いものであることが欠かせません。
その実現に向け、ウェルビーイングの向上に加え、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を通じて、多様な人材が活躍できる職場環境の整備に努めています。
また、パートナー企業や団体、自治体など、多様なステークホルダーとの連携により、社会課題の解決にも注力しています。企業・自治体・地域コミュニティとの協働や、社会関係資本の活用を意識した地方創生やSDGsの推進にも力を注いでいます。こうした取り組みを支える人材の育成にも継続的に取り組み、体制の充実を図っています。

ウェルビーイング

当社は、事業活動の土台となる社員の幸福度向上を経営上の重要テーマと位置付け、ウェルビーイングの実現に向けた風土・制度づくりを推進しています。

取り組み事例

自身の1週間の業務内容と幸福度を振り返る週報

当社は社員の幸福度を測る指標として「健康」「他者との交流」「他者からの称賛による達成・成功」の3つの軸を設けています。
これを各社員が経営陣に対して自身の一週間の業務内容や成果、困りごとなどを報告・相談する「週報」に取り入れ、経営陣と社員の双方が、業務の成果と合わせて幸福度を意識する文化を醸成しています。
また、具体的な課題/リスクが見られる場合には、経営陣がその解決に向けてアクションする仕組みも構築しています。

サークル制度

当社では、従業員一人ひとりのウェルビーイング向上と、会社へのエンゲージメント強化を目的として、「サークル制度」を導入しています。プロジェクトを超えたつながりや交流の機会を生み出すことで、より深く、継続的に従業員同士の関係性を築くことを目指しています。
サークル活動は、スポーツや文化、社会貢献活動などのテーマを軸に有志で活動するもので、活動を通じて、身体的な健康、精神的な安定、社会的なつながりの各側面からウェルビーイングの向上につながる効果が期待されます。また、活動の目的は個人の健康促進やモチベーション向上だけでなく、社内外のネットワーク形成やナレッジシェアなどにも広がっており、社員一人ひとりが関心を持てるテーマで参加できる仕組みを整えています。

人材開発

近年、生産年齢人口の減少による人手不足や、DXニーズを中心とした産業構造の変化などにより、社会人のリスキリングの必要性/重要性がうたわれています。
当社は継続的に社員のコンサルティングスキル向上を目的とした投資を実施しており、この実績やノウハウを活かし、クライアント企業様に対してソフトスキル(論点思考や仮説思考、構造化能力など)やハードスキル(リサーチ、資料作成、数値分析/シミュレーション、生成AIの活用など)それぞれの向上に資するトレーニングの提供も行っており、人材育成へ貢献するべく取り組んでいます。

取り組み事例

Co-innovation University(仮称)設立支援(2023年度実績)

Co-innovation University(仮称)(以下、CoIU)は、地域経済の創出と循環を実現するというビジョンのもと設立準備を進めている団体、大学・企業・地域が教えと学びの共創関係を構築し、互いに協力し合うことで、新しい社会の原動力となる人材を育成することを目指しています。現在、産学官が連携して地方の様々な課題解決に取り組むコンソーシアムの形成や、社会人のリカレント教育の推進など、様々な企業・地域との協議が進んでおり、当社もいくつかのコンソーシアムにおいて企業・地域のハブとなり、プロジェクトの企画・調整を担うことで、各コンソーシアムのミッションの実現を支援しました。

地方創生・SDGs

当社は内閣府が設置している地方創生SDGs官民連携プラットフォームの会員でもあり、宮城県七ヶ宿町とは「まちづくりの課題解決に関する連携協定」も締結するなど、多様なアプローチで地域社会の課題解決に取り組んでいます。さらに、地方創生を手がける事業者をコンサルティングでご支援した実績もございます。
これからも、当社と関わりを持つすべての皆さまと共に、地方創生とSDGsの達成に取り組んでまいります。

取り組み事例

交流人口増加に向けた自治体との連携

当社は2023年に宮城県七ヶ宿町と「まちづくりの課題解決に関する連携協定」を締結いたしました。七ヶ宿町は、山形県・福島県の2つの県に隣接する山あいの町であり、宮城県内一の大きさを誇る七ヶ宿ダムを有する水源の町でもあり、豊かな自然が特徴です。
今後は当社の有志メンバーを中心に自治体や地元の方々と共に、この町を知る人/関わる人/暮らす人を増やすための方策を実行に移そうと取り組んでいます。
今後も七ヶ宿町と密に連携しながら、課題解決を共に推進してまいります。

古民家再生を起点とした地方創生(2023年度実績)

日本には約160万戸近くの古民家が存在するとの統計があり、こうした建物の管理/処遇がひとつの社会課題となっています。
NIPPONIAは、「なつかしくて、あたらしい、日本の暮らしをつくる」という理念のもと、古民家などを含むその土地の歴史文化資産を尊重したエリアマネジメントと持続可能なビジネスを実践することを使命に掲げ、この社会課題に独自のアプローチで取り組んでいます。これまで、株式会社NOTEを中心に全国30か所において古民家再生を手掛けてきました。
当社は古民家の文化的・経済的価値の向上を目指し、NOTE社が持つ古民家再生ノウハウを形式知化するとともに、新たなファイナンススキームを提案することで、全国各地でその土地のよさを活かした街づくりが展開される未来の実現に向けた取り組みを行いました。

地域社会の活性化に向けた地元企業様との連携

当社は、地域社会の課題解決や社員自身の成長が見込める取り組みに対し、企業として支援を行っています。具体的には、2022年に岡山県真庭市が主催した「地域の未来を作るビジネス創出プログラム」へ社内の有志メンバーが参加し、地元企業様と連携して地域の発展につながるプロダクト開発の企画策定を実施いたしました。今後も、地域社会の課題解決と社員の成長の両立ができる取り組みへ積極的に取り組んでまいります。

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